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菌糸ビンと添加剤
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菌糸ビンと添加剤

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■□□□□　　　　　～菌糸ビンと添加剤～　　　　□□□□■

2007.5.11　発行　　　　　　第５０号
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今号は、マット飼育派としては珍しく「菌糸ビン」についてお送りします＾＾。

と言うのも・・・。

当館のオリジナル添加剤を菌糸ビンに添加しようとする方々から方法等について
以前よりご質問を頂いておりますが、当館ではオオクワ飼育の醍醐味を知って
頂きたく、「マット飼育」を推奨しておりますので、あまり積極的にお答えする
事はありませんでした。

ご返信をしていないわけではありませんが・・・詳しいデータも無いことから
「ご自由にお使い下さい」・・・的な返信になりがちでした＾＾。

そんな中でもたくさんの菌糸ビン飼育派？の方から当館の添加剤を使用して
（特にＢＢスペック５）非常に有効だったとのメールを頂いておりますので
たまには、メルマガでご紹介しようかな・・・って思いました。

めったに菌糸ビンへの当館オリジナル添加剤の使用について取り上げる事が
無いだけに今号は「レア」メルマガになるかも？！・・・です（笑）

▼でも。でも。オオクワガタはマット飼育を推奨します！
　
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　ちなみに菌床ブロックにもダイレクト添加できます＾＾。

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　■菌糸ビン飼育での添加剤使用方法
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もともと、菌糸ビン（菌床）への添加剤の使用方法がわからない・・・って方
は多いようですね。

ま～それもそのはずです。

自作マットを作る方は多いのですが、自作菌床、ブロックとなると滅多に
おられません。

難しいからでしょうね。

ですから添加剤も「どれをどのタイミングでどのように」添加すれば良いのか
わからない・・・ですよね。

通常、マットは添加剤の使用が当たり前ですが、菌糸ビン飼育は、購入した
菌糸ビンの温度管理が重要で「物」自体はそのまま使用します。

でも本来は菌糸ビン飼育の方が自然界で育つオオクワガタより足りない成分が
多い事から添加剤の使用が必須なんですが・・・菌床自体の扱いが難しいので
そのまま使用する方がほとんどのようです。

そこで、ちょっと注目されたのが、当館の「ＢＢスペック５」なんです。

要するにマット飼育でダイレクト添加（発酵済のマットに混ぜるだけでの使用が
可能）できるのだから、菌糸ビンにも・・・と思われたようです。

もちろん正解です（笑）

さらに成分的にみても、マットより菌糸ビンにはまったく足りていない成分です
から・・・。

その分、マット飼育より添加量を多くしないとなりませんので、コスト的には
高く付きます。

元々菌糸ビン飼育自体がコスト高な飼育法ですからあまり気にならない
でしょうが・・・（笑）

では、菌糸ビン飼育での簡単な添加方法のご紹介です。

まずは、菌床ブロックを仕入れます。

↓

ブロックの表面（白い部分）を丁寧に剥ぎ取ります。

↓

コンテナＢＯＸ等でコナゴナに潰します。
（ＢＯＸの上に金網等を置き、手で揉み解しながら押しつぶすと細かくなります）

↓

後は、マットと同じで「ＢＢスペック５」を振りかけ、丁寧に混ぜ合わせます。
（おおよその添加量の目安は、マットでの使用の２～３倍。３～５Ｌに１袋）

↓

ビン詰めもマットと同様です。

↓

通常の菌糸ビン管理（専用空調設備で２５度前後）で５日ほどすれば
幼虫の投入ＯＫです。

ね。簡単でしょ！

ほとんどの方がこの方法で添加され結果上々との事です。

さらに上級者の方は、当館のオリジナルトレハロースをぬるま湯に溶いて
同様に添加されているようです。

※注意点

菌床ブロックを扱う時やビン詰めする時は、手をエタノールで消毒してから
にするか、薄手袋（手袋もエタノールで消毒）をはめましょう！

菌床は非常にデリケートなものですからね。

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　■編集後記
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なにげに・・・５０号を迎えました＾＾。ご支援感謝です！

ま～そーゆーことで、今号はマット飼育メインのメルマガとしては珍しく
菌糸ビンについてお送りしました。

べつに・・・菌糸ビン飼育自体を否定しているわけではありませんので、
たまには良いかな？・・・（笑）

でも・・・。

個人的には、ショップで売られている菌糸ビンや菌糸ブロックをそのまま
手を加えずに使用するって言うのは・・・やはり抵抗がありますね。

中身を知っているだけに・・・ニヤリv。

メタボのオオクワになっちゃいます（笑）

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