〜こうして【スーパーマックス】(現BBスペック5)は誕生しました〜
■飼育代を抑えるには?菌糸ビン飼育の限界
オオクワガタの飼育方法として現在主流となっているのが、菌糸ビン飼育です。
しかしながら飼育代が高くつくことが難点です。
最近ではその難点を解消する為に安い菌糸ビンが販売されていますが、
大きく育つどころかマット飼育にもかなわず、下手をすると累代しなくなる危険なものも
出回っています。
やはり、簡単にある程度大きく育てるには、高価な菌糸ビンを使用しなければなりません。
数年前までは、当然ながら高価な菌糸ビンしか販売されていませんでした。
そこで、当時この菌糸ビンを自作して飼育代を抑える事から始めました。
しかしながら、カワラタケ菌やニクウスバタケ菌は培養が非常に難しく何度も何度も
失敗しました^^。
これは、菌糸ビン製作メーカーも同じで、この安定培養の為にコストが高かったのです。
そこで、当時菌糸ビン製作メーカーがこれらの菌ではない培養しやすい菌に着目したのです。
これが、ヒラタケ系の菌(オオヒラタケやウスヒラタケ)ですが、
ご存知のように成分が違う菌の為オオクワガタの累代に及ぼす影響が懸念される
危険な菌糸ビンです。菌糸ビン飼育の菌
■菌糸ビンVSマット飼育
菌糸ビン飼育法が確立する前までは、オオクワガタの飼育法と言えばマット飼育でした。
しかし、20年ほど前オオクワガタが黒いダイヤと言われブームとなった時大きければ
大きいほど高値で取引されるようになり、ブリーダーはこぞって菌糸ビン飼育に走りました。
菌糸ビン飼育法は当時としては画期的でしかもマット飼育より大きく育ったからです。
元々マット飼育は、従来の材飼育を人工的に行う為の飼育法でタンパク源の小麦粉と一緒に
マットを発酵させる事により、良い材で育てるのと同じ効果が得られるようになったことから
普及したわけですが、小麦粉以外の添加物の研究や添加剤の開発が本格化する前に
菌糸ビン飼育法が注目された為にメーカーやショップはこぞって菌糸ビンの開発に走りました。
その為、マット飼育は大きく進化することなく、現在に至っています。
■原点に戻ろう
菌糸ビン飼育ではどうしても飼育コストが高くつく為、たくさん飼育するには非常に大きな
障害となります。
そこで、比較的飼育代が抑えられるマット飼育で菌糸ビン飼育と同じように大きな個体を
作出出来ないものだろうか・・・。
当然着目したのは添加剤です。
従来の添加剤で大きく育たないのであれば、添加物自体を見直し、
開発しなければなりません。
ですから、自然界でオオクワガタの幼虫が何を摂取すると大きく元気に育つのかを
調べる事にしました。
原点に戻り、材割採集でオオクワガタの幼虫が出てきた材ごと持ち帰り成分分析すれば
何か発見できるのではないか?
■成分分析〜意外な結果〜
持ち帰った材を協力して頂ける薬学博士と共にある薬学系の大学で分析を行いました。
すると意外な結果が出たのです。
正確に言うとオオクワガタの幼虫が自然界で食する成分がわかってきたのです。
数年にわたるいろいろな地域でのサンプルと排泄物から最低限必要とする成分と
与える量を多くすることで大きく育ちそうな成分、又既存の人工添加物との違いを
知ることが出来たのです。
■市販菌糸ビンは危ない?!
その結果、自然界でオオクワガタの幼虫が摂取する成分と人工的に与える
同じような成分とでは、ミクロの部分でハッキリ違うことがわかりました。
中には幼虫が食することがわかっている成分でもただ単に菌糸ビンに混ぜたり、
マットに混ぜてもそれだけでは摂取しないものや同じ成分だと思っていても
実はまったく異なった成分であるものもあります。
菌糸ビン飼育に使う菌などはその最たる例でもあります。
詳しくは当館の養殖技術マニュアルにも記していますが、
菌糸ビン飼育自体良いところに目を付けたものの、実際自然界でオオクワガタが好む
カワラタケ菌やニクウスバタケ菌と人工培養したヒラタケ系の菌は
大きく違うところがあります。
累代飼育に関して個人的にはかなり危険だと思うくらいです。
■意外な出会い
成分分析の結果人工飼育ではほぼ摂取させることが不可能な大事な成分も
見つかりました。
甲虫である以上絶対に必要な物質なのですが、自然界で摂取するのと同じ状態にして
与えるのが非常に難しく、試行錯誤を繰り返すだけでどうしても添加剤として
完成させられずにいました。
又、この成分を摂取させずに累代していくと個体が弱くなっていくこともわかりました。
よく、飼育下では7〜8代になると繁殖力が落ちると言われていますが、インブリードだけが
原因ではなく、大きな原因はこの成分が摂取できていない事によるところが大きいようです。
そこで、研究者の協力のもと、この成分を徹底的に調べたところ意外な食品を製造する
過程で出来ることがわかりました。
■遂に完成
さらにその食品会社で高精製に仕上げてもらい、試行錯誤の研究で得た結果をもとに
自然界でオオクワガタが摂取できる状態に仕上げたものが、当館のオリジナル添加剤
「スーパーマックス」(現「BBスペック5」)です。
これにより、栄養素を吸収しやすく、大きく育ちやすい体質に出来るようになりました。
本来オオクワガタに必要な栄養素をすべて摂取させることにより元気に育つと言うわけです。
ですから、もともと偏った人工的な飼育法である菌糸ビン飼育において、少しでもそれを
カバーして元気に累代するように菌床の添加剤として使用する方も出てきました。
菌糸ビンへの応用
しかしながら、マット飼育であっても添加した栄養素を幼虫がうまく吸収してくれるように
なる為、市販の添加済発酵マットに「スーパーマックス」(現「BBスペック5」)を
ダイレクト添加するだけで菌糸ビン飼育に引けを取らない大きさに成長します。
このことからも、もっと添加剤を研究すれば、菌糸ビン飼育より格段の低コストで
大きく元気に育てることが可能となるわけです。
当館のオリジナル添加剤「BBスペック5」はこちらから
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