オオクワガタの成虫ペアを手に入れたら産卵させよう |
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オオクワガタの産卵時期は自然界でも他のクワガタより長く、4月から9月です。
これはオオクワガタが越冬し長生きする種であるからです。
カブトムシやミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどは冬眠、越冬しない種ですので羽化するのが6月〜7月。
しかしながら成熟が早く、8月〜9月頃に産卵し始めます。
これに対しオオクワガタは羽化した後、成熟するまでにはある程度の期間が必要です。
その為通常は羽化した年は産卵せず、翌年冬眠から目覚めた春から秋にかけて産卵します。
ただ、これは自然界においてのことで、飼育下では成熟した成虫(冬眠から目覚めた成虫や羽化後数ヶ月経ち、餌の喰いがよくなった成虫)であればいつでも産卵させることが可能です。
極端な話、真冬でも管理温度を25度以上に保てば産卵します。
その卵が孵化し、幼虫期間を経て成虫(羽化)になるまでにはおおよそ1年くらいかかります。
但し、一定温度で管理飼育しない場合は、羽化する時期は春から夏の暖かい時期に限られます。
従いまして夏以降に産卵させた場合、成育が早い幼虫は翌年の春〜夏にかけて羽化しますが、成育の遅い幼虫はさらにその翌年の春〜夏に羽化します。
要するに9〜10ヶ月で羽化する個体と羽化するまでに1年半以上要する個体とに分かれるわけです。
当然ながら幼虫期間の長い個体ほど大きく育つ可能性がある事は言うまでもありません。
と言うことで、オオクワガタの成虫ペアを手に入れたら是非産卵、繁殖に挑戦してみましょう。
産卵させるには、まずオオクワガタのオスとメスを交尾させなければなりません。
いわゆるペアリングです。
通常、オオクワガタの成虫飼育は1匹づつ別々の飼育ケースで管理します。
当然オス、メス別々に飼育します。
これは同じケースに複数の個体を入れて飼育すると喧嘩して殺しあってしまう場合がある為です。
ただ、ペアリング時期だけは当然ですがオス・メスを一定期間同じケースで飼育します。
一定期間と言っても数日から1週間もあれば充分です。
条件としては、管理温度が25度〜30度くらい(春から秋くらいなら気にしなくてOKです)でオス、メスともに餌の喰いが良い充分成熟した個体であることです。
ペアリングが済めば、メスを産卵木をセットしたケースに移し、産卵させます。
産卵ケースのセッティングですが、基本的には水分を含ませた市販の「産卵木」数本をマットに埋め込むだけです。
市販の産卵木
具体的な方法は、産卵木を半日ほど水に漬けておき、取り出したあと半日ほど陰干しします。
それをケースに入れ充分隠れるほどマットと呼ばれるオガクズ、木クズ(軽く握って固まる程度に加水)で覆います。
※この時使用するマットは産卵させる為だけですので、幼虫飼育用でなくともOKです。
あとは餌ゼリーを数個入れ、メスを投入します。
1ヶ月半程度静かな場所に置いておけば産卵木をかじって卵を一づつ丁寧に産み付けて行きます。
1ヶ月半程度経ち産卵木を取り出して割っていけば幼虫がポロポロと出てきます。
あとはお好みの飼育法で幼虫を飼育していきましょう。
当館が推奨しておりますマット飼育法はコチラをご覧下さい。
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