オオクワガタ菌糸ビンと添加剤

～菌糸ビン添加で大きく育てる～

NEW　当館添加剤を使用した菌糸用添加剤について

新しくなったオリジナル添加剤「ＢＢスペック５」を菌糸用の添加剤に
ブレンドしてオリジナル菌糸ビンとして販売されているショップが増えております。

その為、仕入れ先として当館へのお問い合わせも増えておりますが、あくまでも
当館としましては、原料を卸していると言う認識ですので、卸先のショップ様が
販売されている「菌糸用添加剤」及び「オリジナル菌糸ビン」については成分内容を
知る立場ではございません。
各、販売店様へ直接お問い合わせ下さい。

※マット飼育を推奨している当館で、菌糸への使用を目的に購入する場合、「明かしにくい」「販売を拒否されるのではないか」とご心配される方が時折いらっしゃいますが、当館と致しましては、あくまでもマット飼育を推奨しているだけで、その他の飼育方法を否定しているわけではありません。
また、購入された飼育剤の使用目的をお聞きすることもありません。

NEW 　大口、大量購入のお客様へ

販売目的飼育等での「ＢＢスペック５」並びに各種オリジナル添加剤の大口仕入れ、ご購入に関しましては、別途価格についてのご相談をお受けしております。
又、卸元として当館が使用目的等についてお聞きする事もございませんので、お気軽にご相談下さい。
こちらまで→

当オオクワブリード館にて発売致しておりますオリジナル添加剤

「ＢＢスペック５」をご購入頂いております愛用者の方々へ、
飼育状況についてアンケートメールをお送りさせて頂きました。

その結果思いのほか菌糸ビン飼育へ応用されている方が多い為、
情報として公開させて頂きますが、使用方法の詳細については、
「ここまでなら公開してもらっても良い」との許可を頂いたところまでです。

なにぶん当館がこの菌糸ビン飼育への応用方法を手がけたわけでは
ございませんのでご容赦下さい。

■　菌糸ビン飼育への応用・使用方法について

ことの発端は昨年質問メールに「菌糸ビン」「菌床」への「スーパーマックス０４Ｓ」（現ＢＢスペック５）の添加方法についての問合せが多く、この時期にたくさん購入される方が、一昨年より増加している為、不思議に思いアンケートを取らせて頂いたところ、なんと！
かなりの方々が「ＢＢスペック５」を菌糸ビン飼育に取り入れられている
ではありませんか！しかもこっそりと・・・＾＾。

当館と致しましては菌糸ビン・菌床への添加は想定しておらず、私自身使用したことがありません。

発売しております私自身が今回はじめて知りました。

どうも当館の無料研究レポートをお読みになった方々が「ならば菌糸ビン・菌床に応用すれば良いのではないか？」という観点からやり始められたようです。

■　当オオクワブリード館の見解

当館では「ＢＢスペック５」をどのように使用されてもかまわない
のですが、本来マット飼育で「国産オオクワガタを大きく元気に育てる為」に
開発した添加剤です。

菌糸ビン飼育自体がコストのかかる飼育方法なのに、そこにさらに
「スーパーマックス０４Ｓ」を添加するとかなりコスト的に高くつきますので、
いかがなものかと思うのですが・・・。
（「ＢＢスペック５」になりコスト問題は解消されました）

もちろん個人の趣味で飼育されている方にとっては、そこそこ飼育コストが高く
ついても、「大きく元気に育てたい」のでしょう。

でも、販売を目的に育てられている方は、オークション等でよほど高い値段で
落札、又は販売できなければ飼育原価割れしてしまうのではないかと
心配です（＾＾；。

■　現段階で公表許可を頂いている使用方法

使用方法については、アンケートをもとに説明させて頂きますが、
販売元であります当館では菌糸ビン飼育に応用した事が無い為、
詳細なデータについては、わかりかねますので、ご理解下さい。

もっとも多かった使用方法は、「菌床に混ぜてからビン詰めする」「購入した菌糸
ビンをトレイに取り出し、1ビンに１カプセル振りかけて混ぜ合わせ、もう一度ビン
に詰める」といった簡単な方法です。

※現在当館で販売中のオリジナル添加剤「ＢＢスペック５」については、
マットと同様の割合で菌床（ブロック）に混ぜて使用される方がもっとも多く、
すでに結果が上々とのメールを複数頂いております。

なぜ、菌糸ビン飼育に「スーパーマックス」（現ＢＢスペック５）を添加するのか
については、多くの方が大きさに期待するのではなく、オオクワガタに必要な
栄養素が菌糸ビン飼育では与えられない為、弱い成虫になることを防ぎ
累代飼育を進める為だそうです。
ですから、添加時期は最後の交換時のみという方がほとんどです。

さらに少数ではありますが、外国産のクワガタの飼育に使用され、結果、繁殖に
適している為、積極的に菌糸ビンへ応用されている方もおられます。
使用方法の詳細については教えて頂けませんでした。

※なぜか外国産ヒラタ系や艶系の菌糸ビン飼育でマットと同じ割合で最初から
添加される方が多いです。

発売元である当館と致しましては、「国産オオクワガタを低コストで大きく元気に
育てる」為に、マット飼育にこだわった結果、開発できたオリジナル添加剤です
ので、そのポリシーは変えるつもりはありません。

しかしながら、当館のオリジナル添加剤を使用されている方々への有益な情報と
考え、菌糸ビン飼育であっても最新情報は公開していきたいと考えております。

■　新しくなったオリジナル添加剤「ＢＢスペック５」

高純度・高精製で袋入りになりましたが、相変わらず菌床に添加される方が
多くおられます＾＾。

添加分量は強力になった為か菌床約５～１０リットルに対して１袋添加される
方が多いようです。

なにぶん外国産のクワガタ飼育に取り入れている方は添加方法や分量の
公表はしないで欲しいということで、詳しく説明できないのが残念ですが、
使用されている方（ほとんどの方が販売目的）はそれぞれ独自の方法で
試されています。

添加時期もそれぞれで最終交換時とは限らないみたいです。

■菌糸ビンと添加剤
■菌糸ビン交換時の注意点

最新参考情報

使用方法の公開に応じて頂けた販売者（匿名希望）の方からのメールより。

■（Ａ様より）
実験対象は、♂100頭です。
培地は2007年度に一番良かった、培地組成の物に対して培地15Lに対して、BBスペックを3袋です。
これを水に溶いて1時間以上、電動コケシの様な機器で振動させて、良く水溶化いたします。
その後、その水を培地に注ぎ念入りにミキシングを行います。
私の場合は、土木建築用の小型のコンクリートミキサーを改造した物を使用して30分くらいミキシング処理を行います。
そして適当な処理を施した後、菌を打つという工程で作成します。

国産オオクワガタの幼虫に対して初令初期から、BBスペックを与え続ける実験構成として実験を行った結果、初令～３令までは、他の菌床と全く成長の速度に変化は見られませんでした。

しかし異変はそこから始まりました初令から5ヶ月を経過して、BBスペックを入れない方の幼虫郡は、体色が徐々に黄色身を帯びて成長を止めたのに対してBBスペックを3倍濃度で培地の水に対して添加した方は、黄色くならず、重量を伸ばし続けました。
終令の菌床に入れる地点では、何と！
最低値：27g　　　　　最高値：36g　　　を記録しました。
全体的に重量が上がった事と、幼虫の色、3令から伸びるという得意な成長パターンを考えますと私的にはやはり、BBスペックが何らかの効果をもたらしたのだと考えるのが自然だと思います。
この成長バターンから考えますと３令期を出来るだけ長く保てる様な、ブリード計画を立ててブリードを行うと、その効果が有利に働くのではないか、と思います。

＞貴重な飼育データありがとうございます。
＞菌床添加の方法やデータの公開についてご承諾頂ける方が非常に少ない中、
＞公開に同意して頂き、感謝申し上げます。

■（Ｈ様より）
菌糸ブロック５リットルに対して１袋添加しています。
当方は極太個体を累代している為、必ず必要な成分なんです。
松本様はお解かりと思いますが、吸収できる○○を成分添加出来る
飼育剤を待ってました。
さすが元極太作出者って感じの飼育剤ですね（笑）

～当館の判断で一部削除～

外産飼育者は添加方法を公表して欲しくないらしいですが、
当方は、一応国産ですのでダイレクト添加しています。

こんな文章でお役に立てますでしょうか？
まずいところがあれば削除して頂いて結構です。（汗；

＞はい。交雑への使用法詳細部分がありましたので一部削除させて頂きました＾＾。
＞しかしながら、掲載のご承諾、誠に有り難く感謝しております。

菌糸ビンへの応用

～菌糸ビン添加で大きく育てる～